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第93回『IF I AM』(3/7)

カテゴリー:IF_I_AM, 番組情報   タグ:, ,

更新日:2013年03月31日

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こんにちは!ゲストライターの長谷川まみです。

今年は平年より早く、桜の開花宣言が出され、 お花見シーズンがぐんと早まりました。
東北の桜もそろそろつぼみが膨らみはじめているのでしょうか?
青森の弘前城や福島の鶴ヶ城、宮城の一目千本桜など、
いつか東北の桜の名所を巡る旅をしてみたいと思っています。

それでは、今回もどうぞよろしくお願いします♪

出演者・番組内容

MC :
根本 聡一郎 (東北大学4年)

ゲスト:
漆田 義孝 (NPO法人Five Bridge)
菊池 遼 (山形大学4年)
高橋 駿介 (東北学院大学4年)
竹丸 直翔 (東北文化学園大学3年)

東日本震災の1ヶ月後から始まった「IF I AM」。
震災から2年を目前とした、第93回のテーマは「防災・減災」でした。
→第93回『IF I AM』(3/7)の録画はコチラ

震災時に役に立った物資・モノ

出演者が震災時に自分にとって役立ったモノや 当時の状況、感じたことを話してくれました。
ツイッターからも非常時に役立つ情報がたくさん集まりました。
このブログでは、その中で印象に残ったエピソードをピックアップします。

●漆田さん(仙台で被災)
電池を気にしながら、情報デバイスを活用していた。
震災翌日には、充電が少なくなっていたが、 避難所が開設されていた
「トラストタワー」が 非常用のシステムで自家発電しており、
コンセントを開放しているという情報を得て、 停電時にとても役に立った。
反対に家にあるラジオがすべてコンセント式で 何一つ役に立たなかった。

●菊池さん(山形で被災)
山形も丸1日停電しており、ロウソクが役に立った。
津波の被害はなかったが、地震の揺れは大きかった。
しかし、山形の被害情報が少なく、 状況が把握できなくて不安だった。

●高橋さん(福島で被災)
普段から使っていたウォークマンのラジオを聞いて情報をえた。
家には非常用の備えがあったが、限りがあるので、 自転車で食料を探しに行った。
電気・ガスは震災発生後すぐに止まってしまったが、
復旧が早かったため、暖かい食事を食べることができた。
水道は1週間近く止まっていたが、 止まる前に告知があり汲み置きの準備ができた。

●竹丸さん(仙台で被災)
電話がつながらなかったので、 友人や親戚のところへ
直接会いに行って 安否を確認しに行った。
親戚が飲食店をやっていたため、 すぐには食料には困らなかったが、
水が使えず不便だった。
食べ物の調達やボランティア活動に向かうのに 交通が不便になっていたので
自転車が役立った。

●根本さん(仙台で被災)
震災後、唯一空いていた近所のコンビニは、 ものすごい行列で食料はほとんど
売り切れてしまっていたが、 その時に買った乾電池式の携帯の充電器が役に立った。
阪神大震災を体験された方のツイートの情報を見て、
お風呂に溜めておいた水や、急いで炊いたご飯が役に立った。

震災時に役に立った情報ツール

震災時に役に立った物資・モノのコーナーでも、
リアルタイムの情報と情報ツールの大切さが挙げられていました。
このコーナーでは実際に出演者のみなさんが震災時に活用したツールを、
当時の状況と合わせて紹介してくれました。

●twitter
・インターネットでどこを見て情報を集めたらいいのかわからない状況で、
リアルタイムの情報を得ることができて役に立った。
・情報収集も発信もできるところが強かった。

●mixi
・ログイン状況がわかる機能で、友達の生存確認ができた。

●ワンセグ
・バッテリーを気にして、携帯では見られなかったので
車のカーナビのワンセグにみんなで集まって見ていた。

●自分の足・自転車
・SNSをやっていない人は、実際に会いに行って安否確認をした。
・避難所や列に並んでいる時の知らない人との会話から
役立つ情報やクチコミを仕入れることができた。

●貼り紙
・避難所や市役所に大切な情報の貼り紙や新聞が貼ってあり、
そこから地域の情報を得ることができた。
・地域の避難所になる場所やコミュニティセンターなど、
非常時に活用されるであろう場所を覚えておくことが必要だと実感した。

 

イマシャのコーナー

このコーナーでは、毎週「東北の今」の写真を紹介しています。

「陸前高田市の太陽光発電モニター」

「デコポンの産地から届いた、メッセージ付きのデコポン」

「会津のマスコットキャラクター『八重たん』」

「仙台市で見かけたけいおん!の痛車」

「八戸の蕪嶋神社の広告」

「仙台の胃袋・北京餃子」
 

 

ひきつづき、まで、 みなさんの投稿をお待ちしています!
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意見交換の中で、ライフラインの復旧状況によって
役立ったモノが違ったという話がとても勉強になりました。
家にあるモノのどれが電気がないと使えないもので、
それが使えないときは何で代用するかを、日頃から意識しておくのが大切だと感じました。

また、SNSを利用していない人や、情報を集めにまわるのが難しいお年寄りとの
情報格差の問題がとても考えさせられました。

今回の出演者の中にも大学を卒業したメンバーがいたように、
4月から新しい生活を始める方も多いと思います!
特にお変わりがない方も、4月からまた新たな気持ちで
「防災・減災」のための備えを見直してみてはいかがでしょうか?

ゲストライターの長谷川さん、とても分かりやすいレポート、ありがとうございます!

震災から2年というタイミングで、再度防災について振返り、これからに備えようという内容でしたが、
ついつい日常に慣れて忘れてしまいますよね…。

だからこそこういった形で記録をを残すことで、後に役に立つものになるよう、頑張って行きたいと思います。

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第93回『IF I AM』配信時の皆さんのつぶやき

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