更新日:2012年04月14日
発起人メッセージ
発起人近影:石巻ボランティアベース・絆にて Photo Arito Suzuki
被災地の様子が知りたかった。
あの地震の日から、テレビの各チャンネルは地震の被害や津波の脅威をひたすら流し続けました。しかし、どのメディアを見ても、実際に被災された人たちの様子がおぼろげにしか見えない気がしました。 しかし、Twitterなどでは避難所からのヘルプの声がリアルに届き、安全なところで生活している私たちは、「すぐにでも食べ物をかき集めて現地へ行かなくてはいけない」という焦燥感に狩られながら時間を過ごした方も多かったと思います。 ライブストリーミングという手法で情報発信を4年程続けていたわたしは、これを被災地に持って行けば現地の様子をリアルに被災地以外のわたしたちに伝えることが出来ると思い、このプロジェクトを立ち上げました。
この震災を忘れない為に。
実際には当時、被災地には未だに電気もガスも水道も通ってないところがたくさんありました。 ライブストリーミングで被災地の情報を被災地から発信する、この試みはまだこれからのチャレンジです。 それでも現地の声を届けることが、この震災を忘れないようにすることが、今後の復興の一助となることを信じています。
発起人 大矢 中子(おおや なかこ)
被災地をメディアでつなぐプロジェクト「笑顔311」代表 石巻ボランティア支援ベース・絆 事務局 インターネット動画配信会社(株)コンディションイエロー取締役 インターネット音声&動画配信の黎明期から、その技術とノウハウに精通。本災害でもいち早く被災地に入り、ネットを使った情報発信を開始。その過程で石巻ボランティア支援ベース・絆に入り、事務局を担当する。 nazetagheuerf1.org
プロジェクトの詳細 >>プロジェクトの概要について(PDF)
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