第102回『IF I AM』(5/9)
更新日:2013年06月09日
こんにちは、ブログライターのたまゆかです。
遅くなってしまいました、第102回『IF I AM』 の録画は配信の関係上30分になってしまっているのですが、その内容をまとめました。→録画はこちら
〈番組出演者〉
MC
大友 赳雄さん(東北学院大学4年)
出演
根本 聡一郎さん (NPO法人メディアージ)
洞口 駿さん(東北大学1年)
旅×タビー@松島
前回の南三陸に続き、今回の旅企画では根本さんと洞口くんが松島に行ってきました。
さっそくそのビデオを見ながら振り返ります。出演は今年の春からスタッフになった洞口くん、カメラマンは根本さんです。
ブログでは5つの部分に分けてまとめています。
*松島へ、そして散策*
*国宝 瑞巌寺*
*お土産屋さん巡り① 一煎堂*
*お土産屋さん巡り② 松島さかな市場*
*お土産屋さん巡り③ 陸奥物産展*
*松島へ、そして散策*
仙台駅から仙石線に乗ります。
電車の中の路線案内。
「かわいい路線案内」と編集されている画面もかわいいですね(ライター談)。
浜田の車窓から外を眺めます。このあたりになると松島らしくなってきます。ところで、「松島」って島の名前?――島がたくさんあり、その集合体を松島と呼んでいます。
降車ボタンを押して降ります。松島海岸駅に到着。1時間かかりません。
松島海岸駅からは矢本駅まで代行バスが出ていて、石巻に行くときは矢本駅から向かうことになります。津波の影響でこのような電車事情になっています。
さあ、いよいよ松島散策!
道沿いには、お土産屋さんなどお店がたくさん。どんどんメインストリートへ入って行きます。
海の間近まで来ました。観光案内所もあり、休日なので人がたくさん。遊覧船にも乗れます。
「頑張って復興して、観光客も戻って来てるなあと言う印象です」と洞口くん。
*国宝 瑞巌寺*
次は国宝の瑞巌寺へ。400年の歴史を持つ、伊達政宗の菩提寺です。松島海岸から左側に出、歩いて5分ほど。
周りにはやはりお土産屋さん。あの有名な「かもめの玉子」も見えます。
入ってすぐのところにガイドがあります。松島のことを本当に詳しく知りたい人にはおすすめです。
本堂に向かう道。「引きで綺麗に撮ってください。松が、大きい!」
右と左で木々の本数が違います。津波の影響で松が枯れてしまい、3分の1の300本を伐採したためです。
ただ、この日は快晴で旅日和。左側に木々が少ない分だけ、綺麗な空が見えます。配信中には、Twitterで「明るくなった」という感想が寄せられています。明るく良くなった、という捉え方もできるんですね。
「3・11津波到達地点」の標が立っています。海は見えるけれどそんなに近くない印象だそう。海から1km程度です。
たくさん島があるという松島の地形が波を抑えてくれたのですが、それでもやはり、この辺りは被害が見られます。1階部分が浸水して、改装したというお土産屋さんもあります。
瑞巌寺への入場料は大人700円、中学生以下400円。なんと券売機でSuicaも使えます。
本来は本堂へ行きたいのですが、実は平成20から23改装保存作業をしており、代わりに特別公開をしています。
今回は残念ながら、スケジュールの関係上、この国宝庫裡と陽徳院御霊屋には行けません。「綺麗ですよね、(特別公開の看板の)写真だけでもお楽しみください」と洞口くん。
入るまでの道に様々なものがあるので、見ていきます。
これは鉄道の殉職者を祭っていたもの。
大正時代、松島で鰻を採っていたのですが、その供養のために建てられたもの。地元民からの寄付で建造されました。立派な大きさです。
西国三十三観音巡拝所もあります。一番から三十三番まで、ずっと歩いて来ました。近い感覚で並んでおります。
こちらが最後の三十三体目の観音様。
この辺りで瑞巌寺から出ます。洞口くんは「まだまだ紹介しきれない部分もありますが、ぼくらにも見つけられない魅力があると思いますので、ぜひ皆さん瑞巌寺に足を運んでください」と締めくくりました。
次にお土産屋さん巡りです。
*お土産屋さん巡り① 一煎堂*
まずは煎餅の一煎堂。
1階はお菓子屋さん。煎餅特選セットの「ぬれかり餅」を試食すると、「中まで味が染み込んでいて美味しい」そう。2階には大崎市の麩、缶詰、急須など、煎餅だけでなく色々なものがあります。
煎餅をその場で焼いてもらい、スタジオへのお土産に。親切な店主さんにお勧めしていただいた、松島さかな市場へと向かいます。
*巡り② 松島さかな市場*
向かう途中、さかな市場のすぐ近くには「松島焼がきハウス」が。食べ放題2000円!
ハウスの裏の壁には白い跡が残っています。一煎堂の店主さんが予め説明してくれたところによると、津波がここまできたという爪跡だそうです。
このような復旧の様子を映したものも貼られています。
根本さん「こっからよく……復旧したなあ」
松島さかな市場の1階では水産物、2階では加工品が販売されています。魚の種類は本当にたくさんで、人でにぎわっています。塩辛を試食した洞口くんは「柔らかくて、塩気もあるんですが、それ以上に甘みが広がる」とコメント。「食べ比べもできます」根本さん「単に食べたいだけじゃねーかよ」
ここでようやく昼食。どんぶりを注文し、2階で食べます。
手前が根本さんのねぎとろいくら丼、奥が洞口くんのあぶりまぐろ丼。海の幸がご飯の上にたっぷり乗っていて、お得です。
あぶりまぐろ丼は、スーパーで買ったものとは全然違って、口の中であぶったまぐろがとろけてくるそう。まぐろが醤油に漬けられていて味がしっかりしているので、すぐご飯が食べたくなります。
ねぎとろいくら丼は……ここでカメラマンを交代し、画面に写った根本さんですが、ビデオが編集されて「コメントが面白くないためカット」と出ていました(笑)
食べ始めてから6分ほどで完食した二人。次のスポットへ参りましょう。
*巡り③ 陸奥物産展*
陸奥物産展です。ちなみに2階は松島レトロ館。物産展では震災に関する本、DVD、Tシャツと、たくさんのキャラクターグッズが売られています。
宮城県ご当地キャラクターずんだっち、ずんだりーな。みなさん知っていましたか?
マニアックなお土産も多いです。そんな中、二人が購入したものは……
この物産展の品物は、ネットでも購入できます。こちらからどうぞ。
…このあたりで録画分終了です。松島のことを少しでも知っていただけたでしょうか?
洞口くんも言っていましたが、松島の魅力はまだまだあります。是非足を運んでみてはいかがでしょうか。