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第55回『IF I AM』(5/17)

更新日:2012年05月18日

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はじめまして。東北大学経済学部の園部幸久と申します。
私も以前出演させていただいた、復興を考えるソーシャル学生ネットワーク『IF I AM』。
今回はゲストライターとしてお手伝いさせていただきます!
まだ見てない人が見たいと思えるような、もう見ちゃった人がまた見たいと思えるような、
そんなきっかけを与えられたら幸いです。どうぞお付き合いください☆

第55回『IF I AM』(5/17)の番組構成は、
MC: 根本聡一郎さん(東北大学文学部四年)
①ゲストトーク/沼倉晃さん(学生復興アイデアコンテスト〜SFIC〜実行委員長)
②ロン君の写真コーナー
③学生トーク/「One Voice Campaign」について
と今回も盛りだくさんな1時間です。

 ①ゲストトーク

■ゲスト:沼倉晃さん(学生復興アイデアコンテスト〜SFIC〜実行委員長)

今回のゲストは宮城大学事業構想学部4年の沼倉晃さん。
颯爽と登場…来ましたよこれ、あれです、イケメソ。じゃなくてイケメンです。
まだ配信を見てないあなた、いいんですか?

毎回ゲストの方に伺っている質問。
「3月11日は何をしていましたか?」
沼倉さん「石巻の自宅で、、、ニコ動を見ていました。」…笑
揺れを感じた時はまずパソコンを確保してニコ動を見続けた、と。
「自宅は海岸から離れていたため地震直後は津波の恐怖はなかったが、
避難した後は1週間以上帰れない状態になった。
避難先の小学校からは津波が川を逆流する様子が目に入ってきました。。。」
「石巻にもいろんな被害状況があるんですね…」と根本さん。

 学生復興アイデアコンテスト

「学生復興アイデアコンテスト〜SFIC〜とは?」
「学生の復興に向けた思い・アイデアを全国から集めて、有識者の前でプレゼンを行い、
審査・表彰するコンテストです。」

地域の枠は設けず、全国から参加者を募集しているとのこと。
最終的に13通の応募があり、東北からは4件、遠くは関西からも1件応募があったとか。

審査員には津田大介氏(@tsuda)を始めとする各界の著名人がズラリ。
沼倉さんが直接連絡を取り、その思いに共感いただけた方々が参加されるということ。

その行動力に脱帽です。

~きっかけ~
沼倉さんが今回のイベントを企画したきっかけは「無力さ」だと言う。

避難所で苦しむ目の前の人に何もできない自分の無力さ…
復興へ向けたアイデアを実現に結び付けられない無力さ…

そうした無力さを感じる中で、
「復興に向けた思いを伝える場があれば、もっともっと自分のアイデア・意見が言えて
復興も加速するのではないか」
と、思われたそう。

メンバー収集やコンテストとして競い合うことの是非といった問題に直面し
“復興をどう捉えていくか”について悩みながらも、
「それでも学生が復興に向けた考えを発表できる場を提供したい。」
との思いから実現へと確実に歩み続けた沼倉さん。最後に一言。

「復興に向けて何かしたいと考えている方、全国の学生が復興をどう捉えているか知りたい方、 学生に限らず復興に携わる社会人の方にも学生のアイデアを聞いていただき、実行に向けた後押しを!」

観覧者は学生・社会人を問わず募集中とのことですので、興味のある方はどしどしご応募ください。
観覧希望者の枠は100名。イベント後には有識者の方々との交流会もあるということです!


<学生復興アイデアコンテスト>

 ・開催日時: 5月26日(土) 13:00~18:00
 ・場所:東北大学片平キャンパス・さくらホール(宮城県仙台市青葉区片平2-2-1)
 ・ホームページ:http://sfic.jp/
 ・Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events /448918681789913/
 ・Twitterアカウント:@SFIC2012

 ②ロン君の写真コーナー

■橘宏卓さん(東北学院大学工学部4年)
■佐藤瑞希さん(東北学院大学経済学部3年)

ロン君の猛烈なアプローチから急遽佐藤さんの出演が決まったそう。(見習わねば)
佐藤さんは直前まで授業だったということで申し訳なさ全開のロン君ですが、
復興にまつわる写真を紹介する「ロン君の写真コーナー」スタートです☆

今回は震災以降目にすることの多い、ステッカーやポスターの「標語」を題材に。

「力強い標語を見ると、つながりを感じる」

「気持ちを盛り上げるうえでは標語も大事かもしれませんね。」

新幹線について語るその熱心さから「撮り鉄」なのがばれてしまったロン君w
今回もどの写真を選ぶかとっても悩んだそう。

筆者も最近写真撮影を趣味にしたいなーと思っていながらもなかなか踏み切れていないので、是非お教えいただきたい。

「これからも紹介していくので宜しくお願いします!ありがとうございました!」
とパワー全開で走り抜けたロン君の写真コーナー、是非ご視聴ください。

③「One Voice Campaign」学生トーク

■根本聡一郎さん(東北大学文学部4年)
■中井崇人さん(東北大学理学部2年)
■菊田洋平さん(東北学院大学経済学部4年)
■松ヶ根北飛さん(東北学院大学法学部4年)
■柴田優さん(宮城大学事業構想学部4年)
■沼倉晃さん(宮城大学事業構想学部4年)

続いては、前回配信の第54回『IF I AM』学生復興会議「政治」の回で話題になった
「インターネット選挙運動」について、
「One Voice Campaign」(@OneVoice_PR)を取り上げ、学生で語るという企画。

  One Voice Campaign

「One Voice Campaign」とは何かというと、
『今国会での公職選挙法の一部改正を通して、選挙運動でインターネットが使えるようにすることを目的とし、広く多くの人に呼びかけるキャンペーン』
とのこと。

5月8日のサイトオープンから7時間で1000「イイね!」を達成し、
5月23日(水)には議員や有識者を交え「ONE VOICE サミット」 というイベントも開催されるなんともHOTな話題であります! (おや、こちらにも津田大介氏のお名前が。)

<One Voice Campaign>
・ホームページ:http://onevoice-campaign.jp/index.html
・Facebookページ:https://www.facebook.com/onevoicecampaign
・Twitterアカウント:@OneVoice_PR


学生からどんな意見が飛び出すのかとても楽しみですね!(と言っている筆者も学生ですが)

「ネットを使った方が候補者の思いや政策についてしっかり伝えられるのではないか。ただ、アカウントの乗っ取りやデマなどのセキュリティーの面での問題や、情報を受け取る側のリテラシーが問われることになる。」

「ネットの場合情報リテラシーの格差がより大きい。ちょうどこの前も、虚構新聞の問題がありましたよね…」

「再加工・再配布しやすいという点がどう影響を与えるのか。」

「ネットを使えば選挙活動にかかる費用を節約し、他の部分にお金を使えるのでは?」

「ネットが苦手な人への対応をきちんとやってもらえるのか。」

「キャッチ―な部分だけが切り取られて、そこだけが流布される可能性もあるのでは?」
…各自が感じる問題点について述べ、これから議論が白熱か!
と思ったらなんとここで配信時間終了のお知らせ。。。
まだまだ話し足りないということで、続きは恒例のアフタートークへ持ち越し。
残念ながらアフタートークの内容は録画されておりませんが、ハッシュタグ#egao311を通じて配信時の皆さんの発言がまとめられておりますので、ご覧になってはいかがでしょうか?

技術の進歩・発達が進んでいく中で、既存の仕組みをどう変えていくのか。難しい問題ですね。
政治的無関心層の存在や若者の投票率の低下、一票の格差といった問題が問われる中で、このように学生が「選挙」を身近にとらえて積極的に意見を交わす、というのはとても重要なことだと感じました。

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以上、ブログなんて初体験な園部による第55回『IF I AM』のまとめ、
終了とさせていただきます。
拙い文章にもかかわらず最後までお付き合いいただいた読者の皆さま、
また、今回の配信に携われたスタッフ・参加者・視聴者の方々に
この場を借りて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

今回のようにタイムリーな話題についても学生が真剣に意見を交える『IF I AM』。
UstreamやTwitterを通じての参加はもとより、
実際に配信が行われている現場での見学や参加も随時募集中ということですので、
仙台にお住まいの方は一度fivebridgeへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
きっと面白い出会いが待っていると思います。

それではまたお目にかかる日まで。失礼致します。

園部幸久

 

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以上の記事は、ゲストライター園部幸久くんに書いてもらいました。
番組中はスタジオにも来てくれ、翌日には原稿をあげてくれるなんて、どれだけデキルやつなんだ!と驚いてしまいました。
ぜひこれからも力を貸してもらいたいです(^^)

『笑顔311』では、このように番組の内容についてこのブログにまとめるライターのほか、取材や配信をするスタッフなど、メンバーを大募集中です。
インターネットでの情報発信を通して復興支援をしたい方、ぜひ力を貸してください!

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第53回『IF I AM』配信時の皆さんのつぶやき