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発起人メッセージ・プロジェクト概要資料

第45回『IF I AM』(3/8)

更新日:2012年04月06日

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第45回目の『IF I AM』のMCは”三神ちゃん”こと、三神志織さん。
復興のために何かしたいと思っている方に向けて、様々な情報をお届けしました!

>>第45回『IF I AM』の録画

スタジオは仙台・五橋のコミュニティスペース「Five Bridge(ファイブブリッジ)」。オープニング曲は、仙台市を中心に活動しているバンド「アンテナ」さんの『僕のこと』です。

番組内容・出演者

番組MC:三神 志織さん(東北学院大学2年 )

  • 『笑顔311』が中継予定のイベント紹介
    ゲスト:菊田 洋平くん(東北学院大学3年生)、大矢 中子さん(『笑顔311』代表)
  • 写真コーナー〜今週の1枚〜
    ゲスト:橘 宏卓くん(東北学院大学3年)
  • 防災士ロン君の「防災士レクチャー」・質問コーナー
    ゲスト:橘 宏卓くん(東北学院大学3年)

『笑顔311』が中継予定のイベント紹介

アクセンチュア、野村証券を経て起業したコンサルタントが語る『幸せに働くとは』

3月25日に仙台で行われたコンサルタント天野敦之さんの講演会について、『IF I AM』のスタッフでもある菊田くんから紹介してもらいました。

この講演会は、天野さんの会社の唯一のスタッフである竹田愛子さんが、地元仙台の役に立ちたいという思いから企画されました。
普段竹田さんは東京にいるため、菊田くんが学生スタッフとして開催地である仙台でのサポートをしているそうです。

番組内で三神さんが読み上げた竹田さんからのメッセージは、こちらのイベントページで全文を読むことができます。
>>アクセンチュア、野村証券を経て起業したコンサルタントが語る『幸せに働くとは』

色々なことがうまくいかない状況にあり、悩んでいる方は、天野さんのお話を聞くことで何かヒントが得られるのではないか、と菊田くん。
復興支援には色々な形がありますが、コンサルタントの仕事を通じて得られた幸せな働き方についてのノウハウを伝えることで東北を元気にしていこうというのも、素晴らしい支援の方法ですね!

3.11東日本大震災・市民とボランティアのつどい「1万のつながりを ~311から未来へ~」

『笑顔311』代表の中子さんより、3月11日に仙台で行われたイベントについて紹介しました。

3.11東日本大震災・市民とボランティアのつどい「1万のつながりを ~311から未来へ~」

このイベントは『ボランティアインフォ』さんが主催となり、震災発生後1年経ったもののまだまだボランティアのアクションが必要な状況をあらためて発信することを目指して行われました。

会場では40以上のボランティア団体が様々な支援の形を紹介したり、グッズや食品の販売、ワークショップ、ステージでのパフォーマンスなどが行われました。
ゆるキャラご当地ヒーローもたくさん登場して、子どもたちも一緒にとってももりあがったようです!(参考:出展団体とブース配置)

『笑顔311』では、当日ブース出展してスタッフ募集を行った他、このイベントを中心に各地で行われた復興関連の行事や、その日の地域の様子を同時配信することに挑戦しました。
そして、各地のボランティア団体さんなどにもご協力いただき、全国各地の14の行事や団体との連携配信が出来ました。
詳しくはこちら>>3月11日、全国13箇所をつなぎました

写真コーナー〜今週の1枚〜

今回から、『笑顔311』スタッフのロンくんこと橘くんの新しいコーナーがスタートしました!

ロンくんは写真が好きで、震災発生後の東北の様子もたくさん撮影してきたそうです。
このコーナーでは、震災発生直後の様子や最近の復興の様子が分かる写真をピックアップして紹介していく予定です。

Video streaming by Ustream
第1回目は、昨年3月14日に青森で撮影された写真を紹介しました。
そこには、青森の街中の道路を自衛隊のトラックが何十台もずーっと列になって進んでいる様子が。
後から車体に書かれていた文字を調べたところ北海道の部隊だったそうで、おそらくフェリーで本州に渡り、被災地に向かうところだったのではないか、ということです。

地震発生時に八戸にいたロンくんによれば、青森では地震の被害はほとんどなかったそうですが、それでもこういう日常ではあり得なかった風景が展開していたんですね。

防災士ロン君の「防災士レクチャー」・質問コーナー

写真コーナーに引き続き登場のロンくん、実は「防災士」でもあります。

「みやぎ防災士」の帽子をかぶり、避難グッズを抱えて「防災士」バージョンで現れたロンくんに、防災士のこと、地震に備えて心がけておくことなどを聞きました。

「防災士」とは、阪神淡路大震災をきっかけに、防災の意識・知識・技能をもった地域のリーダーを育てていこう、という目的で作られた資格です。(防災士研修センター 防災士とは)

以前から防災士のことが気になっていたロンくんは、昨年地震が起きてから防災士の人が活動しているのを見て、自分も防災士になろうと勉強して資格をとったそうです。

持ってきたリュックの中から、最低限備えておきたい防災グッズとして以下の3つ紹介してくれました。

  • 懐中電灯
  • ラジオ

懐中電灯とラジオについては、安全確保と情報収集のために、たとえ停電で電気が使えなくても確実に使えるものとして必要です。(さらにロンくんの懐中電灯は手回しで充電できるので、電池切れの心配も無し!)
また、笛は倒壊した家の下敷きになったりして孤立してしまったときに助けを呼ぶために持っておきたいものです。

この3つは最低限のもので、他に用意してほしいものとしては常備薬3日分の下着類3日分の食料。それらを、リュックにつめて枕元に用意しておくのが良いそうです(リュックだと両手がふさがらず、避難の時にじゃまにならないため)。
Twitterでは、「スニーカーも大事」という意見も出ました。

ロンくんが今問題だと思っていることは、一人暮らしで隣近所の人と関わりのないお年寄りの存在だそうです。(特にアパートやマンションだと、隣同士話しもしたことがないというのは私たちも思い当たることですよね)
これでは災害があった時にお互いの状況がわからず、助け合えないということで、そういう地域の状況をどうにかしていくのが自分の使命だと、決意を語ってくれました。

最後にロンくんは、「普段の備えが一番の防災!」という一言を伝えてくれました。
防災グッズを用意しておくことも、ご近所の人達と知り合っておくことも、普段からできることだし、ぜひやっておかなければいけないことですね!

アフタートーク

最後に、出演者や見学に来てくださった方とアフタートークをしました。
今回のアフタートークは録画はありませんが、毎回のライブ配信の時はそのままアフタートークの様子も配信しています。お時間が合うときはぜひナマで、みんなの本音トークを見てみてください!

第41回『IF I AM』配信時の皆さんのつぶやき