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第33回『+Starters』(1/19)

更新日:2012年01月26日

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2012年第1回目の『+Starters』は、いつものMC宮脇さんとかなこさんはお休みで、
笑顔311代表のナカコさん中心に、お届けしました。

ゲストにはミュージシャンの平魚 泳(ひらさかな およぐ)さんをお迎えし、素敵なウクレレと歌声も聴かせてもらいました♪

>> 第33回『+Starters』の録画はこちら

*昨年まではスタジオとしてアイカフェAKIBAPLACE店をお借りしていましたが、
今年から都内某所のスタジオから配信しています。
*BGMは「夜カフェピアノ」を初めとする株式会社デラさんご提供の癒しの音楽です。

番組内容

  1. 石巻での支援活動の紹介
  2. 平魚泳さんインタビュー、生演奏
  3. 『IF I AM』との二元中継

石巻での支援活動の紹介

番組冒頭は、ナカコさんと、笑顔311スタッフの佐々木さん、やつづかさん3人のトークをお届けしました。

『ボランティア支援ベース絆』活動報告Vol.1ができました!

普段ナカコさんが活動をしている石巻の『ボランティア支援ベース絆』では、この度初の「活動報告」を作成しました。
『笑顔311』も連携団体として紹介されています。

「笑顔311」は中ページの右下に出てます。
PDFをダウンロード : 『ボランティア支援ベース絆』活動報告vol.1(1.1MB)

続けて、今『ボランティア支援ベース絆』がイチオシしている支援活動をふたつ紹介しました。

サンライス元気村プロジェクト

『ボランティア支援ベース絆』が今とってもお勧めしている活動として、「サンライス元気村プロジェクト」についてナカコさんから紹介がありました。

これは、仮設住宅等に住むひとり暮らしの高齢者の方々に、全国の支援者からのお米を届けるプロジェクトです。

「サンライス」というネーミングには、「3Kgのお米」という意味と「Sunrise=(希望の)太陽がのぼる」という意味が込められています。
3Kgはひとり暮らしの高齢者の方が1ヶ月に食べる量に あたります。
ボランティアスタッフが仮設住宅を一軒一軒まわり、この3Kgのお米を支援者からのメッセージと共に毎月手渡ししていくそうです。

お米とともに全国の支援者のメッセージを渡すことで交流が生まれ、すでに高齢者の方と支援者との間で文通が始まっている例もあるそう!

ぜひ、寄付またはお米とメッセージを寄せるという支援にご協力ください。
現地でお米を届けるボランティアスタッフも募集中です。

寄付や問い合わせ先など、詳しくはチラシをご覧ください。

サンライス元気村プロジェクトチラシサムネイル
PDFをダウンロード :サンライス元気村プロジェクト(385KB)

くるま基金

くるま基金」は、各仮設住宅で住民の皆さんが共用の車を使える「カーシェアリング」のしくみを導入していくための活動です。

仮設住宅は街から離れた場所に建てられていることが多く、ちょっとした買い物や通院にも車が欠かせません。
しかし、被災して車を失い、困っている方が多くいます。

現在この活動に賛同した企業などからたくさんの車が集まっていますが、その車を利用できるようにするには、保険料、登録料、運搬料などで約15万円の初期経費がかかります。
『くるま基金』では、この 初期経費を全国の皆さんからの支援で賄おうと、1口1,000円の寄付を集めています。

せっかく車があるのに利用をスタートさせられないのはなんとももったいない話です。
みんなで支援して、たくさんの車を便利に使ってもらいましょう!

寄付や問い合わせ先など、詳しくはチラシをご覧ください。

くるま基金チラシサムネイル
PDFをダウンロード :くるま基金(385KB)

平魚泳さんインタビュー、生演奏

平魚さんとナカコさんは5月に石巻で会って以来の仲間だそうで、 平魚さんのことを、ナカコさんはさかな君と呼んでいます☆

色々なところに友人ができるにつれ、海外も含めた各地で災害が起こるたび、他人ごととは感じられず「助けに行かなきゃ」と考えていたという平魚さん。
それでも、遠い、時間がない、お金がないといったことからなかなか動けなかったとのこと。
東北で地震が起こったときには、そういった「行かない理由」もなく、身近な友人が行動を起こし始めたので、街頭で演奏して募金を集めたり、石巻に行く、という行動に移せたそうです。

3月の時点で、まずはたくさんの物資を持って行くことから始めた平魚さん。
常に車の助手席にはウクレレを置いていたものの、まだ音楽どころではないと考えていたそう。
ですが、物資を配って回る中で、食料の奪い合いが起きてしまったという避難所に出会います。
そこで「コンサートをやりませんか」という話になってウクレレを弾いたのが、被災地での演奏の最初の経験だそうです。

それ以降今にいたるまで、平魚さんは何度も石巻に通い、色々な支援活動や演奏をしてきました(上述の「くるま基金」のカーシェアリングの活動も手伝っているそうです)。

スタジオでは、被災地で出会った中学生の高校合格祝いに演奏したという『100年』という平魚さんのオリジナル曲を聴かせてもらいました。(その日は3月23日、平魚さんの誕生日でもあり、その中学生がお祝いにシャンパンをプレゼントしてくれる、といううれしい出来事があったそうです!)

『100年』は震災が起きるよりも前に作詞作曲されたものだそうですが、過去から未来につながる人間の生に思いを馳せるような内容が、復興に向かう今にぴったりの素敵な曲でした。
現在レコーディング中だそうですが、平魚さんのホームページからファンクラブ登録をすると、曲が聴けるそうです。
>>平魚 泳 ファンクラブ登録ページ

演奏する平魚さん

ナカコさんのリクエストで、もう1曲演奏をお願いし『G線上のアリア』も弾いてもらいました。
こちらは歌なしですが、ウクレレってこんなに深くて優しい響き方をするんだ〜、と感動してしまいました!

出会った人に声をかけて友だちになるのが得意だという平魚さん。
今やたくさんの友だちがいる石巻に、今後も行くそうです。
千葉を中心に関東でもライブがありますので、素敵な演奏を生で聴いてみたい方は平魚さんのブログをチェックしてください!

『IF I AM』との二元中継

番組の最後は、その後に始まる仙台の『IF I AM』のスタジオと二元中継をしました。
番組MCそのかちゃんが、元気な声を聞かせてくれましたよ(#^o^#)

仙台の大学生たちが中心になって配信している『IF I AM』は、今回から仙台のNPO「ファイブリッジ」と連携し、「ファイブブリッジ」のコミュニティスペースからお届けすることになりました。
『笑顔311』では、これからも色々な拠点から復興情報を配信できるように連携先を増やしていきたいと考えていますので、地元から発信したい!と考えている方がいらっしゃったら、ぜひご連絡ください。

また、『笑顔311』のブログライターの募集のお知らせもしました。
このような番組の記録をはじめ、『笑顔311』の活動や、きていただいたゲストの皆さんやボランティア団体の活動内容を広めていくために大事な活動です。
遠隔地にいてもできる活動なので、書くことが好きな方や、書くことが上手になりたい方、そして復興のために力になりたいという方はぜひ『笑顔311』 までご連絡ください。

第32回「+Starters」番組配信時の皆さんのつぶやき