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第69回『IF I AM』(9/6)

更新日:2012年09月14日

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こんにちは ゲストライターの、ミニゲッチュと申します

第69回『IF I AM』の内容を御紹介いたします

番組録画は、コチラからどうぞ

〔番組出演者〕

東北大学 井上尚人(いのうえひさと)

東北学院大学 小松正法(こまつまさのり)

東北大学 根本聡一郎

東北大学 服部拓也(はっとりたくや)

東北学院大学 高橋駿介

東北学院大学 庭田苑香

 

〔番組内容〕

●原発に関する知識を総ざらいして覚えていこう

●イベント告知 エクストリーダーズ・ミーティング-2012-

●新エネルギーについて

 

原発に関する知識を総ざらいして覚えていこう

学生復興会議では、定期的に、原発について議論しているのですが、

今後も、原発について議論していくために、

下地として勉強会をやっていった方が、より良い議論が出来るのではないか、

勉強をしている様子を流すことで、みんなの勉強にもなるのではないかという事で、

今回は、 「原発を勉強する会 」と称して、基礎知識を学ぶことになりました。

昨年12月の第36回『IF I AM』で『原子力発電の是非について』をテーマに

「学生復興会議」を行ったとき、

EBSGという 経済経営学習団体 の阿美さんが作って下さった、

原発に関する資料を読み合わせる形で、勉強していきました。

(今回の勉強会用に短く編集したバージョンは、こちらからダウンロードできます
NuclearPower3.pdf

 

まず、日本の原発制度は、誰が始めたのか、いつからはじまったのか ・・・

日本のエネルギー源は、 もともとは、石油だったのですが、

第二次中東戦争による影響により、石油が不足した ことで、

化石燃料に頼るのではなく、代替えエネルギーを考える必要性が出来ました。

新たなエネルギー源として取り上げられたのが、 原子力です。

原子力を推進したのは、 中曽根元総理を中心とした稲葉修氏、 斉藤敬三氏等で、

1954年に、 原子力開発予算が 提出され、 初めの予算は、2億3千5百万円でした。

1955年に、原子力基本法が制定され、原子力三原則にのっとり、

原子力開発がすすめられていくことになりました。

 

次に、原子炉の種類 ・・・

主に、沸騰水型原子炉(福島の原発は沸騰水型)、 改良型沸騰水型軽水炉、

高速増殖炉などがあります。

そして、原子炉を立地するにあたっては、

①環境影響審査を行う、② 第一次公開ヒアリング

③電源開発調整審議会による電源開発基本計画の採決 などなど、11項目の流れがあります。

 

ひとつひとつ、詳細に、専門的なところまで確認していったのですが、

奥が深く、時間が足りなくなる程で、ここで、インターバル!  告知をはさみます!

 

NEXT LEADERS MEETING2012

 

9/12 水曜日 東京国立青少年オリンピックセンター で、

NEXT LEADERS MEETING2012、というイベントが行われます。

日本の将来を担っていこうとしている学生や、本を書いている学生が、

「 日本を造る」というテーマで、講演をします。

仙台の学生にも参加してほしいので、ツアーバスも用意しました。

費用は、3000円です。 グループワークや、交流会もあるので、

是非、参加してください!

(『笑顔311』スタッフ注:ブログの公開がイベントより後になってしまってすみません。
終了してしましたが、参考までに 当日の内容もシェアされているFacebookイベントページをお知らせします。→ Next Leaders Meeting2012講演会)

新エネルギーについて

まず、現在の電力は、 原子力 31%、 水力 8%、 火力 6%であることを確認しました。

そして、原子力に代替えするエネルギー としては、

枯渇性エネルギー、再生可能エネルギー に分れ、

枯渇性エネルギーとしては、天然ガス 石炭 石油、

再生可能エネルギー としては、地熱、太陽光、 バイオマス、等があげられました。

 

そして、新エネルギーとされるものの、長所、短所について・・・

<長所> CO2を出さない、有限でない、 有害なものがでない

<短所> 安定した供給が出来ない、 コストがかかる、 設備建設についての問題、

生態系が崩れる恐れがある、 電力販売に関しての問題

この新エネルギーに関しては、

自然エネルギー (グリーンパワー) をどう使うか、

再生可能エネルギーに期待される点は何か、そしてその 経済効果は、など、

沢山の、意見が飛び交い、時間が足りなくなる程でした。

やはり、未来に向けて、希望を持って、話し合うという事は、

自然と、人を熱くしますね!

 

今回の勉強会では、歴史を遡ったり、専門的な事柄も出てきて、

全部を、すぐに把握することは、難しいかもしれませんが、

今後、原発について考えていく為にには、とても意義のある勉強会だったと思います。

 

番組を観終わっての私の感想は、

新エネルギーは、これから先、必ず必要になってくるものなので、

常に可能性を求めて、探していかなければいけないということです。

原発の代替えエネルギーは、利権が絡む問題により、公表されていませんが、

実は現在もう既に稼働しています。

私は、すべてを公表して、可能性のあるエネルギーを競争させることで、

常に、次世代のエネルギーを見つけていかなければいけないのではないかと思います。

そうした意味で、こうした学生会議が行われることに大切な意味と意義があると思いました。

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ゲストライターミニゲッチュさん、第62回『IF I AM』の記事に続いて3度めのご協力、ありがとうございます!
学生たちの議論に対して、大人からの意見もありがたいです。

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